ほんだなぶろぐ

読んだ本、漫画、見た映画などについてのレビューを、備忘録を兼ねて行っております。

漫画

多数決が人を殺す「デモクラティア」

結論から言えば、設定はいいのに、惜しい、という感じのロボットSF漫画です。 現代、あるいはごくごく近い未来の話。 一風変わった多数決システムを開発した大学生の前沢と、ロボット工学を学ぶ元設計士の大学生井熊の二人が少女型のヒトガタロボットを製作…

こちら側の晴見に手を振る「おやすみプンプン」ラスト考察

最終巻を読み終えて、この物語が様々な属性を持っていることに驚く。 青春群像劇であり、ロードムービーであり、ファムファタルの話であり、クライム・ストーリーでもある。 しかし、ラストを見ると、やはりプンプンという青年の成長の物語なのだと思った。 …