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ほんだなぶろぐ

読んだ本、漫画、見た映画などについてのレビューを、備忘録を兼ねて行っております。

一九八四年



ジョージオーウェルの一九八四年を読みました。

この本が書かれたのは1949年ですから、35年後の世界がこんな風になっているかもしれない、として書かれたものだと思います。

あらすじ
1950年代に起こった核戦争ののち、1984年現在では、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシタの3つの超大国によって分割統治されています。3カ国にある紛争地域では、常に戦争が繰り返されています。
舞台はオセアニアで、あらゆる市民活動は「党」による監視の目にさらされ、自由な恋愛さえも処罰の対象になっている世界です。
主人公は、ウィンストンで、この「党」の真理省に勤務しています。ある日同じ省のジューリアと恋仲になり、党の監視の目を盗んで逢瀬を続ける2人ですが、あえなく逮捕され、拷問を受けることになります。
今後はさらにいっそう「党」への忠誠を誓うようにするため、思想教育を受けるのです。

とてつもない影響力を与えた怪作

「党」の英雄である「ビッグブラザー」は各方面に大きな影響を与えています。
アップル社のマッキントッシュのCMにも使われています。「ビッグブラザーをぶっ潰せ」

この小説はとにかく展開がおそく、党員の生活に関する閉塞感が主に前半部分で語られていますが、後半の拷問のシーンは恐ろしくリアリティがありました。