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ほんだなぶろぐ

読んだ本、漫画、見た映画などについてのレビューを、備忘録を兼ねて行っております。

目指せネオニート?「それでもやってみたい人の初めての株 入門の入門」

 

先週のWBSで60万円の元手から約十年で20億円にまで運用資産を増やした株式投資家の片山晃さんが紹介されていました。決算短信から企業の状況を判断し、社会に対して有益な事業内容のベンチャーには積極的に投資する姿勢がクローズアップされていました。株式に対する姿勢から、日本のウォーレン・バフェットか、というべた褒めぶりでした。
 
本書の帯に、底値の今こそ買いのチャンス!とありますが、この本が上梓されたのは2011年末。そのころ株を買っていれば今ごろは……
 
というくらいには景気が回復してきましたね。
 回復基調の今こそ始めどき、なのかもしれません。金持ち父さんを読んでから、株式投資に興味が出始めて、手にとった一冊です。
 

リスクを負うにはリスクヘッジのための勉強が不可欠

 
金利のこのご時世、銀行の預金だけでは増やすことができるのも雀の涙。やはりリスクを負わないとリターンを得るのは難しいわけです。しかし、そのリスクがどのようなリスクなのか知らなければリスクヘッジもできないし、どのようにしてリスクを減らしていくかについても知識が必要です。
 
もちろん、それでも損をするときは損をするのですが、リスクヘッジしていれば損を最小限に食い止めることができます。
 
この本は題名のとおり、基本の基本。株式投資家であれば知っているべき基本的な内容が書かれています。
 
基本と言っても覚えることはかなりあり、知らない金融用語のオンパレードでした。しかし、決して初心者を置いていくような内容ではなく随所に理解しやすいように配慮が見える一冊。たとえば、見開き2ページに用語の解説が簡潔に述べてあり、とっつきやすい印象です。
 
これさえあれば株式はなんとかなる、とか、カンドコロだけ抑えた実用書、というものではなく、内容はあくまでオーソドックスで教科書的でした。
 
第二の片山を目指して、基礎の基礎から…というのも、いいかもしれませんね。