2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
わりと運動マニア的なところがあるでので、ストレッチには興味がありました。運動の前にするストレッチと、運動の後にするストレッチでは意味合いが異なります。ゆっくりと時間をかけて行うようなストレッチはリラックス効果があり、入眠前には効果がありま…
社会人になってからデスクワークが中心で明らかに代謝が落ち、ついた脂肪が落ちにくくなってしまいました。こんな悩みを抱えている現代人はとても多いのではないでしょうか?ダイエットといえば、ジョギング、ということで一大ブームになっているジョギング…
浦沢直樹のプルートゥをAmazonでまとめ買いして読みました。 プルートゥは、鉄腕アトムの「地上最大のロボットの巻」をリメイクしたものです。浦沢直樹らしいシリアスでより複雑な構成の話になっています。 細部がかなり異なっているものの、大きな筋として…
ジョージオーウェルの一九八四年を読みました。この本が書かれたのは1949年ですから、35年後の世界がこんな風になっているかもしれない、として書かれたものだと思います。あらすじ1950年代に起こった核戦争ののち、1984年現在では、世界はオセアニア、ユー…
チーズはどこに消えた?は自己啓発本です。 この本におけるチーズとは、生活の為に必要な食料であるとともに、幸福の象徴でもあります。 この本は教訓を含んだ説話的な話で、チーズに対してどう接するべきかを教えてくれます。 あらすじ 迷路の中に、2匹のネ…
寄生獣やヒストリエで有名な岩明均の歴史漫画、ヘウレーカを読みました。 古代ローマ時代、まだ帝政に変わる前のローマはカルタゴのハンニバルという最大の敵を迎えていました。ハンニバルは、9万の兵と37頭の象を連れてアルプスを渡り、ローマ領に侵入。連…
ファムファタルとは、フランス語で運命の女という意味です。文学、漫画、映画、絵画などの分野でよくモチーフにされています。 この場合の女とは、結ばれることで末長く幸せになれる女、というよりは、結ばれれば男を破滅に導く女のことです。 このモチーフ…
手塚治虫の鉄腕アトムがKindleで見られるじゃないか!! ということに気がついて深夜にポチッとしてしまいました。いやはや、思い立ってすぐに見られるというのは便利ですね。 鉄腕アトムの13巻は、「地上最大のロボットの巻」が一冊まるまる収録されていま…
日曜ロードショーでHOME 愛しの座敷童を観ました。東京で一つ屋根のしたで暮らしながらバラバラだった家族が、岩手の古民家で暮らし始めたところ、座敷童のおかげで仲良くなれました、という筋としてはシンプルなハートフルドラマです。気になったのは、なぜ…
運用するほどの資産も無いのですが、後学のために笑 超簡単と銘打ってあるだけに、まず結論から書いてありました。 この本の結論 資産は低金利な銀行に預けていたら増えません。 リスクを最小限にしつつ、「損をしない」ベストではないけど、明らかな間違い…
ホラーSF作家の小林泰三のデビュー作です。この完成度でデビュー作とは、驚きです。語り口、プロット、細部に至る世界観まで完成された極上のエンターテインメント小説でした。 本書は、表題の「玩具修理者」と、量子力学的な解釈でタイムリープものを描き出…
Googleの創始者の1人である、エリックシュミットが書いた、「第五の権力」を読みました。 ブログにツイッター、フェイスブックが流行したことによって、今までオーディエンスでしかなかった人たちが情報を発信できるようになりました。この権力の強さは計り…
ハーバード白熱教室で有名な、マイケルサンデルの「これからの正義の話をしよう」を読みました。 正義というと、なんだか堅苦しいイメージがあるような気がします。 それは、その言葉をかさにきて誰かを裁いたり罰したりすることが多いからかもしれません。 …
男の子がいるわけではないのですが、ジェンダー論として興味があって読みました。昔は僕も「男の子」だったわけで。 まず題名に惹かれたんですが、お母さんが「子ども」でも「女の子」でもなく、「男の子」を追い詰めるというのは、ジェンダーの違いが問題の…
トムクルーズ主演のラストサムライがハードオフで安かったので買って観ました。 ハリウッドが武士道という日本人でも解釈の難しい概念を理解しようと本気で挑んでいることには好感がもてました。例え映画のなかの日本にちょっと違和感があったとしても、そこ…
実は中学生のころから村上春樹の文章に魅せられているファンの1人です。今でも好きな小説家は?と聞かれると真っ先に村上春樹の名前が浮かんできます。平易で読みやすい文体とは裏腹に、読んでいるうちに行間からどうしようもない孤独感がにじみ出てくると…
塩野七生の「ローマ人の物語」という本で、政治には長けているが経済に疎い政治家と、経済には長けているが政治に疎い政治家なら、後者のほうが為政者としては優れている、と断言していました。 政治における経済感覚とは、一つは税金のデザインに関すること…
著者の二村ヒトシが、どこかのネット記事で「すべての男はキモチワルく、すべての女はメンドクサイ」と断言していて、これはこの人の本を読まなくてはならない!と感じました。これほど断定調で大胆な、しかもそれでいて核心をついている(ように見える)ジ…
仕事でロンドンのヒースロー空港に行ったとき入国審査で「Who do you work for?」と聞かれたことがあります。 直訳すると、あなたは誰の為に働いていますか?ですから、大いに混乱しました。 誰のためだろう?未婚だし、家族のためじゃないな。自分のため?…
シドフィールドの脚本術は映画脚本のバイブル的な本になっています。主に作劇の作法についての内容であるため、効果は脚本だけにとどまらず小説や漫画など、物語を物語る必要のある全てのジャンルに応用可能と思います。 シドの脚本術は、伝統的な三幕構成に…
アンジー他俳優の演技は素晴らしかったし、映像も美しかった。音楽も雰囲気も衣装もよかった。となれば、あとは脚本だけ。ですよね。 男がこきおろされてるという人もいるけれど アナ雪と同様にミサンドリー(男性嫌悪)で、男が添え物と化している、という…
結論から言えば、設定はいいのに、惜しい、という感じのロボットSF漫画です。 現代、あるいはごくごく近い未来の話。 一風変わった多数決システムを開発した大学生の前沢と、ロボット工学を学ぶ元設計士の大学生井熊の二人が少女型のヒトガタロボットを製作…
せっかく本を読んでも、読みっぱなしというのはよくない。本をよく読んでも考えなければ血肉にならないですよね。どんなふうに本を読めば、それを効率的にアウトプットすることができるのだろう?と思って手にとった一冊です。 著者の福田和也さんという方は…
最終巻を読み終えて、この物語が様々な属性を持っていることに驚く。 青春群像劇であり、ロードムービーであり、ファムファタルの話であり、クライム・ストーリーでもある。 しかし、ラストを見ると、やはりプンプンという青年の成長の物語なのだと思った。 …
英語でお金のことをクレジットと言う。クレジットの別の意味は、信用だ。 紙幣は目に見えるが、それはお金と言うものの実体ではない。紙幣の材料原価は、その値段よりもはるかに安い。じつのところを言えば、信用という目には見えないものがお金の実体なのだ…